麵つゆの素材 定番から変わり種まで

麺つゆは、日本の食卓に欠かせない調味料の一つです。
そばやうどん、そうめんなど、様々な麺料理の味を左右する重要な役割を担っています。

麺つゆの基礎知識

麺つゆのベースとなるのは、主に だし醤油 です。
これに、みりんや砂糖などを加えて味を調えます。
だしには、かつお節や昆布が一般的ですが、近年では様々な食材が用いられ、多様な味わいの麺つゆが誕生しています。

麺つゆの定番素材

  • かつお節: だしの重要な食材のひとつです。旨味と香りが強く、麺つゆの風味を豊かにします。
  • 昆布: だしの重要な食材のひとつです。旨味とコクを出すとともに、麺つゆをまろやかにします。
  • 醤油: 麺つゆの色と塩味を決め、風味を深めます。
  • みりん: 甘みと光沢を与え、コクを出します。
  • 砂糖: 甘みを調整し、バランスのよい味わいに仕上げます。

だしの変わり種素材

麺つゆの決め手となるだしは、かつお節と昆布の定番素材以外にも、様々な食材が使われています。
これらをだしに使うことで、いつもの麺料理に新たな風味が加わり、食卓がさらに楽しくなるでしょう。

魚介類

  • 干しイワシ:イワシの干物を使っただし「いりこだし」です。
    • 干しエビ: 海老の旨味が凝縮されており、コクのあるだしになります。
    • 焼きあご:  トビウオの独特の風味と旨味が特徴です。
    • 鯛煮干し: 臭みがなく上品で澄んだだしがとれます
    • 鯖煮干し: 小さなサバの煮干しを使っただしです。くせがなくうまみのあるだしが取れます。

野菜

  • 椎茸: 旨味が強く、風味豊かな麺つゆになります。
  • 焼き野菜: 玉ねぎ、にんじん、かぼちゃなど野菜の甘みが感じられるだし。

地域と関わりのあるだしやめんつゆ

 ・ 柿里商店のある富山県では、特産の白エビをだしに使っためんつゆがあります。
白エビの香ばしいかおりと甘みが特徴のめんつゆです。                 

・ 柿里商店が製造している大門素麺には、大門素麺専用つゆがあります。
めんつゆのパッケージが大門素麺と同じノスタルジックなデザインになっていて、大門素麺とのセット販売もあります。
大門素麺のために作られためんつゆです。

・ 石川県の「ダシの三幸」には、石川県を代表する高級魚「のどぐろ」のだしがあります。
出汁そうめんの風味豊かな味わいも格別です。
柿里商店の手延べ麺との詰合せ商品もあります。

まとめ

めんつゆは、素材の組み合わせによって、無限の味わいを生み出すことができます。
特に、だしの食材によって味は大きく変わります。
だしや調味料を組み合わせて、深みのある自分だけのオリジナル麺つゆを作ることも可能です。
ぜひ試してみてください。