流しそうめん、夏の風物詩として多くの人々に愛されていますね。
涼しげな水の音と、ツルツルと滑るそうめんをキャッチする瞬間は、何とも言えない爽快感があります。
大人数で楽しむと盛り上がること間違いなし。
今回は、その流しそうめんをいろんな角度から探ってみます。
流しそうめんの発祥は?
流しそうめんの発祥の地は、九州・宮崎県高千穂町と言われています。
昭和30年代、暑い夏の日に新聞社の記者たちが、野良仕事の合間に涼を求めて、そうめんを竹筒に流し、冷水で冷やして食べていたことが始まりとされています。
この様子を見た地元の企業が、このアイデアを商業ベースに乗せ、昭和34年に全国へ広めたのです。
全国流しそうめんが楽しめるお店
全国各地に流しそうめんを食べることができる店があります。
・ 阿弥陀ヶ滝壮(岐阜県):日本の滝百選に選ばれる阿弥陀ヶ滝の近くにあります。5月~9月
・ 吾妻庵(福島):御影石のレーンにそうめんが流れてきます。4月~10月
・ 唐船峡そうめん流し(鹿児島):回転式そうめん流し発祥の地1年中営業しています。
流しそうめんを自作する
流しそうめんは、竹があれば作ることができます。
食べるだけでなく、作る過程も楽しむことができます。
・竹はまっすぐ伸びたものを選び、切って、枝を落とす
・根本と反対側から縦半分に割る
・節をハンマーで叩き落としたあと、きれいに削り取る
・設置。素麺の流れる速度を考え傾斜をつける
家庭で楽しむ流しそうめん機
最近は家庭用の機械も増えています。大きく分けて、タイプは回転式とスライダー式の2つ。使い方や目的に合わせて選びましょう。
回転式:普段の食卓で使う場合は、回転型が便利です。円形や楕円形の器の中で、水流によりそうめんがクルクルとエンドレスで回ります。
そうめんをこまめに流す手間もかかりません。場所を取らないのも魅力の一つです。1人用もあります。
スライダー式:スライダー型は、高低差を利用してそうめんを流す、昔ながらの本格派スタイル。
ダイナミックな印象がイベントを盛りあげるのにぴったりです。
流しそうめん機をいつもの食卓に取り入れるだけで、ちょっとしたパーティ気分を味わえます。
基本的に電池式の機械なので、夏のキャンプなどアウトドアで使ってもOK。
流しそうめん機を利用して、暑い夏をもっと楽しくおいしく味わいましょう。
まとめ
麺の中で、流す文化があるのはそうめんだけです。
参加型アクティビティのように楽しみながら食べることができるのは、流しそうめんならではの醍醐味です。
あなたは、どのタイプの流しそうめんを楽しみますか?